読み方 / 時間・縮尺・目的
地図の色を、ひとつの答えにしない。
同じ場所でも、空中写真・地質図・防災の地図はそれぞれ違う問いに答えます。重ねた色だけを見て、一つの結論にしないのが楽しむコツです。
昔の空中写真:いつ、何を撮ったか
田畑や建物、道の形を比べられます。写真がない範囲や年代もあり、境界では表示が途切れます。撮影年は、その場所の歴史の始まりを示す年ではありません。地理院タイルの説明で収録情報を確認できます。
地質図:長い時間の、広い見取り図
20万分の1の地質図は、足元の土をそのまま言い当てるものではありません。土地を作る地層や岩石の広い分布を知る入口です。アプリが散歩後に取得する地質カードもこの縮尺の資料を使います。その色の地域に必ず化石がある、という意味ではありません。産総研のシームレス地質図では解説と凡例を確認できます。
洪水浸水想定:いまの実況ではない
想定条件の下での浸水深などを示す資料です。色が付いていないことを、安全や被害なしの証明にしないでください。散歩のルート選びだけに頼らず、災害時は自治体の避難情報を確認します。最新の資料はハザードマップポータルサイトへ。
円・青い境界・道順を分ける
円は直線距離、青い境界は道路距離による概略の外縁、道順は選んだ地点への計算経路です。境界線そのものを歩くわけではありません。いずれも現地の通行条件や安全を保証しません。「この地図は何を表しているか」を先に確かめると、重ねる楽しみが増えます。
気になったら、近所で確かめる
散歩ツールで現在地と歩く時間を選び、無理なく往復できる範囲を見てみましょう。目的地へ着くことだけが、散歩の成果ではありません。
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